2013/01/17

「館長が案内する神奈川県立近代美術館 3館ツアー」が開催されました




いまだ年始の参拝客で賑わう1月13日(日)、古都鎌倉を皮切りに「館長が案内する神奈川県立近代美術館 3館ツアー」が開催されました。 →開催概要

神奈川県立近代美術館は、戦後まもない1951年に日本で初めての公立近代美術館として鎌倉に創設されました。51年に開館した鎌倉館、84年に開館した鎌倉別館、そして2003年に開館し今年10周年を迎える葉山館の3館で、開館当初から現在に至るまで、日本の近現代美術を中心に海外の作家から現代美術まで活発な展覧会活動を行っております。

今回のツアーでは、これら3館を巡りながら、館長の水沢勉が美術館の歴史やコレクション、各館の建築を解説するとともに、戦後の日本史、美術史、文化史はもちろん、音楽や自然科学までをも取り入れながら開催中の4つの展覧会を解説し、参加者の方々をご案内しました。(N.H)



■鎌倉館
1951年開館(設計 坂倉準三)
展覧会「現代への扉 実験工房展 戦後芸術を切り拓く」(〜3月24日(日)まで)






■鎌倉別館
1984年開館(設計 大高正人)
展覧会「現代への扉 実験工房展 戦後芸術を切り拓く」第2会場(〜3月24日(日)まで)
   「戦後の出発展 1945年以後 混乱と希望の時代」展(〜3月24日(日)まで)
 



■葉山館
2003年開館(設計 株式会社佐藤総合計画)
展覧会「桑山忠明展 HAYAMA」(〜1月15日(月)まで)
   「TWO TIMESーふたつの時間」(〜3月3日(日)まで)